先月「一番短い名前の駅・津」について書いた後で、私の地元千葉駅には「0番線ホーム」①があったのを思い出した。移転新築された新・千葉民衆駅(駅ビル)にはもちろんないのだが、1963年4月27日深夜までは …
「木曽路はすべて山の中」といえば島崎藤村の小説『夜明け前』の冒頭の一節だが、私の鉄道撮影行の場合は木曽路を列車で通るのが「真夜中」で「木曽路はいつも夢の中」だった。長野から名古屋まで準急「おんたけ」に …
日本で一番短い名前の駅、といえば1891年(明治24年)の開業以来ずっと「津(つ)」であろう①②。漢字でも平仮名でも一文字である。今日はそこにまつわるものをいくつか集めてみた。 私がその駅「津」に初め …
会津では小型の蒸気機関車(蒸機)C11が1974年10月末まで活躍していた。 国鉄会津線といえば、磐越西線の会津若松から南下して二駅、西若松で二手に分かれ、東寄りは湯野上を経て会津滝の原まで60.5k …
首都圏から日帰りで乗りに行ける保存蒸機列車といえば、真岡鐡道の「SLもおか」、東武鉄道「SL大樹」、秩父鉄道「SLパレオエクスプレス」、JR東日本(高崎の「SLぐんまみなかみ」と「SLぐんまよこかわ」 …
もう25年も前だがニュージーランドの南島を訪ねた。昨年7月27日のコラムで「キングストンフライヤー」について記したその旅でのことである。最初に訪れたのはクライストチャーチ。市内を流れるエイヴォン川では …
スロベニアやクロアチアがユーゴスラビア連邦から分離独立してまだ間もないころ、その両国を訪ねるツアーがあった。諸事情でクロアチアには行けず、スロベニアだけ北イタリアとともに巡る12日間の旅になったが、途 …
今冬、豪雪で悩まされている新潟県には何回か撮影に出かけたことがある。 かつて新潟県には私鉄がいくつもあって、それぞれに特色のある車両が活躍していた。 最近の時刻表で確認したら、それがみな廃止されている …
ちょうど2年前(2019年1月27日)の鉄道のコラムに「43年前北京の地下鉄に乗った話」を書いたが、今回はその時の鉄道旅の話である。1976年11月12~26日の15日間にわたる「日中友好千葉県各界訪 …