• MY HOBBIES / Kenichi Hamana

1954年から1956年にかけて、27か国でロータリー50周年の記念切手が発行されたことを、今年7月までのコラムでまとめました。各国やそれぞれのロータリークラブ(RC)でも、それぞれの50周年を記念して切手の発行や、記念消印の使用をしてお祝いしたところが数多くあります。そんな「それぞれの50周年記念」を数回に分けてご紹介がてらまとめてみたいと思います。

まずは、その国のロータリー設立50周年の記念切手を発行した国から4か国をご紹介しましょう。
はじめはニュージーランド。1971年2月10日に1種類のニュージーランドのロータリー50周年記念切手を発行しました。①はその切手を5枚貼り、さらにトライアンフバイクの1915年モデルの切手を2枚貼った封筒。切手発行からだいぶ後の使用ですが、日本在住のニュージーランド人宛に送られた封筒です。切手には1921-1971の年号とロータリーのエンブレムや国土が描かれています。
②はイタリアの50周年記念FDC(初日カバー)ですが、ミラノにイタリア初のRCができて50周年の記念日、1973年11月29日に発行されました。カシエで選びましたので記念消印はベネチアです。
③はベルギーの50周年記念の初日カードで、国内3か所でデザインの異なる記念消印が使われました。1974年10月19日はベルギー最初のオーステンドRCの50周年記念日で、ブリュッセルとリージュは国内2,3番目のRCです。ベルギーは今も王室などへの贈呈シート(薄手の用紙に印刷しエンボスの刻印をしたもの)を20枚ほど作っていますが、この時のシート④も入手できましたのでご紹介します。
⑤はドミニカ共和国が同国最初のRCである首都サン・ドミンゴRCの創立50周年を記念して2019年5月24日に5種連刷で発行したものです。私の事務所宛の同年8月8日付の手紙の封筒ですが、消印が捺されておらず、がっかりしたものです。書留のラベルは貼ってあるので実逓便であることはわかります。

アメリカ合衆国(USA)のロータリー50周年記念切手は2024年3月1日のコラムでご紹介済みですが、各クラブの50周年記念アイテムも多くあります。
⑥はグレン・バーニーRC(メリーランド州)の創立50周年記念日に、記念の消印(米国はこのような大型の記念消印が多い)を捺したFDCです。切手印刷済み封筒が使われています。1930年の創立ですからロータリー25周年を期して設立された多くのRCのひとつでしょう。
結果、クラブの50周年はロータリー75周年の記念年であり、私が在籍した船橋南RCのように、その年に設立されたRCも多いものと思います。現在のグレン・バーニーRCは木曜の18時30分から例会とありますが、会場のレストランが閉鎖されたことでズーム・ミーティングになっているようです。
⑦はアジアから。マカオRCの50周年記念印が捺されたポルトガル宛の実逓カバーです。1997年6月16日とありますから、1947年、第2次世界大戦が終結して少し落ち着いた頃に設立されたRCということになります(私より1歳若い)。
25枚だけ作られたこの封筒の宛先国ポルトガルでは、第二の都市ポルトのRC50周年の記念封筒と消印が知られています⑧。貼られているのはカシエにも塔が描かれているポルトにある、ポルトガル最初の教会、クレリゴス教会を描いた切手です。ポルトは坂の街で、旧市街の対岸にはドウロ川を利用して山間部から運ばれたブドウをワインにする工場が建ち並び、私は3泊したことがありますが、再訪したい街のひとつです。
次回はブラジルやオーストラリアなどの50周年アイテムをご紹介する予定です。


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