• MY HOBBIES / Kenichi Hamana

去る5月27日から31日まで国際ロータリー(RI)の第114回年次大会がオーストラリアのメルボルンで開催されました。時差が1時間だけで行きやすく、参加された方も多かったことと思います。大会の模様はRIのホームページや『ロータリーの友』誌などでご覧いただくとして、ROTARY ON STAMPS(ROS)関連の話題をいくつかご紹介しましょう。

過去、オーストラリアでの国際大会では、ROSのClive Mellor副会長(シドニー在住)が記念切手等の発行に尽力されていたのですが、ご高齢で体調がすぐれず、今大会は不参加と伺い心配しておりました。それでもROSのロゴ入りP(Personalized)スタンプ①と記念消印を郵政に働きかけてくださいました。Pスタンプは記念カバー②(記念消印は5日間同じもの)に使用され、大会会場内の友愛の家に設置されたROSのブースで販売され、人気沸騰、完売したとのことです。
私は今年も残念ながら参加できませんでしたが、ROS恒例のピッキングテーブル用に、事前に使用済み切手1.2KgをROSのGerhard会長の泊まるホテルに送っておき、さらにROS会員で大会に参加される志村雄治さん(2022-23年度第2590地区ガバナー)にも追加の切手を託しました。
ピッキングテーブルはROS会員が持ち寄った世界中の使用済み切手を自由に持ち帰ることができ、その切手を囲んで語り合える場として、毎年好評を博しています。日本の切手はアニメを題材にしたものもあり、切手収集家以外の方(男性ロータリアンのご夫人方やローターアクターなどの若い人たち)に特に人気があります。切手収集家は、それぞれ自身の専門分野の切手がないかな、といった感じで探しています。ROSのメンバーもブースが暇な時は熱心に切手探しをして、掘り出し物を見つけると、秘かにニヤッとして切手を胸ポケットなどにしまい込みます。そんな時に目があうと「良かったねー」と子どもの頃のような気持ちになるから不思議です。今年のピッキングテーブルもそんな感じだったということです。

国際大会記念のPスタンプといえば、ベルギー、オランダ、アメリカ、日本などでROSメンバーが作成していましたが、アメリカはPスタンプそのものが廃止になり、私も疲れて日本はバンコク大会が最後。今年はオランダのAnthony(ROS元会長)が作成した大会ロゴを中心にした③だけだったようです。Anthonyは2023-24年度のRI会長テーマをデザインしたPスタンプを7月1日に発行するよう郵政に注文したと、先日メールで知らせてきました。近いうちに私にも届くものと思います。

さて、ROSは10年くらい前からROSの活動に貢献した人(役員歴10年以上など)を対象に「Hall of Fame」つまり殿堂入りのメンバーを毎年一人選んでいます。役員会(Web)で対象者を選び、国際大会時の総会で決定し「盾」を授与します。今年はその役員会の案内がないのでおかしいなと思っていたら、ノミネートされたのが私だったとのことで、国際大会最終日の総会で決まったからと、大会後その盾④が送られてきました。「それが何なの?」という方もあると思いますが、かつて私をROSに迎え入れてくださった故Rune Lagard(仏)、リタイアしたDavid Huang(米)、そしてRichard Dickson(米)、Gerald L. FitzSimmons(米)ら現在も活躍中の先輩たちの仲間入りができたのかと思い、感慨深いものがあります。私事ながら紹介させていただく次第です。

(敬称略)


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