• MY HOBBIES / Kenichi Hamana

国際ロータリー(ROTARY INTERNATIONAL=RI)にはRIの定款や細則、ロータリークラブ(RC)の定款といった規定があります。それらの改正を審議決定する会合に「規定審議会」があります。
いわばロータリーの立法機関というべき会合です。世界中のロータリーの地区やクラブからの提案やRI理事会からの提案を審議するために1919年から開催されています。1954年までは毎年、1974年までは隔年に、その後は3年に一度開催されています。
ロータリアンの皆さまは、本年4月10日から14日にシカゴでの直接対面式とバーチャル式で同時に開催されましたので、お耳に新しいことと思います。出席者は「審議会代表議員」で地区ごとに代表議員を3年の任期で選出します。代表議員は3年毎の規定審議会のほか、毎年開かれる決議審議会に地区の代表として出席します。私の友人だった英国の故マイク・ゴスニー氏(ROTARY ON STAMPS元会長)は4回代表議員として規定審議会に出席しましたが、その4回目の時(2010年)に、「代表議員は3回を超えて出席してはいけない」との提案が採択され、「何故いけないのだ」とやや憤慨していたのを思い出します。
今年は変則的でしたが、通常はシカゴで開催されます。
しかし、かつてはシカゴ以外の都市でも開催されていました。1998年の規定審議会はインドのニューデリーで、世界518の地区から代表議員が出席し1月12日から15日まで開催され、その初日に記念切手が発行されました。ロータリーのエンブレムと平和を象徴するする鳩とオリーブの枝が描かれています。田型でその切手をご紹介します①。
この切手の発行案内書②によれば、発行枚数は70万枚。規定審議会の説明やインド郵政は誇りを持ってこの記念切手を発行したことなどが書かれています。
なお、規定審議会の記念切手はこれが唯一で、ほかにはありません。


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