• MY HOBBIES / Kenichi Hamana

ROTARY CLUBとよく比較される組織にLIONS CLUBがあります。
1905年に発足したROTARYに対し、LIONSは1917年の創立です。ROTARYは「国際ロータリー(Rotary International)」を名乗りますが、LIONSは「ライオンズクラブ国際協会(Lions Clubs International)」と称しています。ROTARYの公式親睦グループに切手収集家のクラブ(ROTARY ON STAMPS=ROS)があるようにLIONSにもLISC=LIONS INTERNATIONAL STAMP CLUBがあって活動しています。私がROSの会長を務めた際(2005-07年度)にはLISCの会報が私の自宅に送られてくるなど、対外的にも積極的な組織です。実は日本人でLISCの会員になっていたのは故人となられた梅澤忠男氏(東京新宿北ライオンズクラブ)お一人でした。彼は日本のLIONSの公式雑誌に投稿するなど会員募集に努めておられましたが、LIONSの切手を収集している方はいても、LISCに入るという方まではいなかったとお聞きしました。LISCの素敵な会員章を見せていただいたこともありました。何となく知っていたLISCですが、梅澤氏の死後、私は彼に代わって得難い体験をすることになったのです。

2016年にライオンズの国際大会が福岡で開催され、記念切手が発行されました①。記念切手は大会の一か月前に発売されるということを知ったLISCの本部(オランダ/ロッテルダム)から伝手(つて)を頼って私に依頼のメールが届きました。オランダには私の次にROSの会長を務めたTon(Anthony Van Vliet)がいて、彼はロータリアンですがLISCの会員にもなっていたのです。そういえばオランダとベルギーでは切手収集についてはROTARYとLIONSが一緒の会合を持っていると聞いたことがありました。要は記念切手が大会までに売り切れると困るので500シート(5,000枚)確保し、初日カバー(FDC)も200枚購入したいとのことでした。私はまず福岡のライオンズ国際大会のホスト事務局に連絡し事務局長に相談しましたが、結局私が手配した方が確実というわけで、ハイアットリージェンシー福岡に宿泊予約を入れているというLISCの次期会長(フランス人)に、ホテルにも確認の上彼のチェックイン当日の午前中に届くよう500シートを送りました。大変だったのはFDCです。最近はFDCを扱う切手業者が減って、しかも1か月以上前に予約された分しか作らないので、急遽200枚を確保するのは至難の業でした。しかしこのことを通じて「ライオンズの活動に日本のロータリアンが協力してくれた」と感謝され、交友関係が広がりました。切手とFDCの代金はPayPalで送金してくれました。私は立て替えることなく翌々日には日本の私の銀行口座で現金化することができました。便利になったものです。

翌2017年にもメールが入りました。今度はライオンズクラブ国際協会の100周年記念切手が日本でも発売されるらしいので200シートをオランダに送ってほしいとのことでした。FDC②も頼まれ送りましたが、オランダは趣味のものでも通関手続きが厳しく、その申請書を書くなど、初めての体験もありました。梅澤氏がご存命なら彼がすべておやりになっただろうなと思いつつ、海外のLIONさんの知り合いもできた出来事でした。

最後におもしろいFDCをひとつ。1978年6月の第61回ライオンズ国際大会記念切手のFDCのひとつ③ですが、そのカシエにROTARYが登場しているではありませんか。どうお感じになりますか? 実はこの1か月ほど前にはROTARYの第69回国際大会が同じ東京で開催されていたのですが・・・・・


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