ポリオは発症すると手や足に、場合によっては呼吸器に麻痺が残り、完治が不可能とされている。一番多いのが足を固定し杖を使うことだが、杖を手に入れることができず、這って移動する姿も多かった(タイトルページ①)。また発症の場所が呼吸器の場合は鉄の肺に入ることになる。リハビリによって残された機能の回復を試みるしかないのが実情で、切手にもその悲惨な状況が描かれている。