• MY HOBBIES / Kenichi Hamana

2016年10月現在ポリオ常在国は3か国になり、世界での年間発症者数は2015年に74人、2016年には37人となった。WHOは2018年の根絶を目指している(切手①)。先述のストップ・ポリオ・キャンペーンの目標年2000年に根絶を実現した国も多い(切手②)が、ポリオフリー(根絶)を宣言後に再び常在国となった国もある(切手③)。根絶した地域も含めて、新たに誕生した子供たちへのワクチンの投与継続は、今後の発症を防ぐために必須の仕事である。紛争地帯では集団一斉投与が困難で、シリアやスーダンなどでの感染復活が危惧されている。

エピローグ
ポリオ根絶を願い、切手や郵便の世界でも、各国でさまざまな取り組みがされてきた。切手に目立つのが、ポリオのない世界に安心して遊ぶ子どもたちの姿である。(切手④~⑥)
完全な根絶とその維持はこれからも大きな課題だが、先は見えてきたと言えよう。ワクチンの開発と実用化に、時には互いに反発しあいながら、二つの方法で根絶への道を切り開いた、ソーク博士とセービン博士に敬意を表し、多くの先人への感謝を忘れないようにしたい。