• MY HOBBIES / Kenichi Hamana

「ポリオプラス」とは、WHOが1974年に計画し1977年から実行した「ワクチンで予防可能」な7つの病気(天然痘、ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、麻疹、結核)に対する免疫拡大計画(切手②)を受けてのネーミングである。1978年に天然痘の根絶(切手③)が実現したことで、ポリオが次の大きな目標となった。
現在NGOとしては最大のポリオ根絶への取り組みをしている国際ロータリーは、1979年6月のフィリッピンのノースマカティ(マニラ近郊)で初めての集団投与を大成功させ、1980年その創立75周年を期して開始した3-H(Health Hunger Humanity)運動のHealth(切手①)の具体的活動として「ポリオ・プラス(当初・ポリオ2005)」に積極的に取り組むことになった。この国際ロータリーの参画(切手④~⑦)によって、それまでなかなか進まなかったWHOやユニセフの動きが一気に加速したといわれている。ポリオラスのロゴは、標語印(⑧)にも各国で多用されている。